単語を完全マスターするオリジナル単語帳
何度学習しても覚えられない単語を効率的に覚えるための自作オリジナル単語帳の作り方です。
覚えられない単語のみを抜粋し、携帯出来て、薄く軽量!
ながら学習にも最適なオリジナル単語帳です。
- 目次 -
オリジナル単語帳を作る前に
まず最初は信頼のある単語本を入手して学習しましょう。
TOEIC学習も英検学習も、やはり出る順にまとまっている単語本があると便利です。
試験に出やすい単語を念入りに学習した方が効率的ですよね。
出る順の単語本だと試験に出やすい単語を集中的に学習できます。
TOEICなら金フレ、英検ならパス単。実に信頼のできる単語本が出ています。
おススメの単語本の特徴
単語本を買うなら以下のような特徴があるものがおススメ。
- 出る順に並んでいる
- ネイティブの音声がついている
- 単語の発音記号がついている
- 単語を用いた短い例文がついている
- 索引がついている
単語本を4~5回転学習する
上述のような単語本を4~5回転学習します。
4~5回もやれば全部覚えられるような気もしますが、私はなかなか覚えきれません。
単語本で覚えられない単語にマーキング
自分で作る単語帳は覚えられない単語を集中的に覚える単語帳です。
そのため、覚えた単語は必要ありません。
数回学習しても覚えられない単語を抜粋する必要があります。
1~2回目では覚えてなくて当然なので、マーキングしません。
3回目の学習で覚えてない単語にマーキングしていきます。
私は画線法で「一」をまず記入します。
その後の学習でまだ覚えていなければ「|」を。
つまり2度わからなかったという意味です。
5回目まで学習しまだ覚えてない単語は画線法で「3」を表すマークがついているはずです。
私は4回転まで学習しますが、覚えてないのはだいたい10個に付き2~3個くらい。
パス単準1級が1850語なので350~450個くらい。
ここまでしぼると、単語本で勉強するのは面倒。
単語本だと覚えている単語も目に入ってきます。
覚えてない単語を探してページをめくるのも面倒。
なので覚えてない単語をピックアップして、自作単語帳を作って行きます。
覚えていない単語をエクセルに入力
単語本にマークがついている単語を抜粋していきます。
「3」がついているのが最重要ですが、「2」でも覚えていなければ抜粋します。
最後の学習時にマークをつけてそれだけを抜粋してもいいと思います。
でも私は画線法の方が「うわ。これだけやっても「3」とかどんだけ覚えにくいんだ」と自分がいかにその単語が苦手かを把握できるので画線法にしてます。
エクセルで単語帳を作る方法は以下の記事から。
フラッシュカードタイプかノートタイプか
単語帳は学生時代はフラッシュカードタイプを使っていました。
表に英単語を書き、裏に単語の意味を書く。
だいたい1冊80~100枚くらいなので、1枚に1単語を書くと1冊80~100単語くらい。
100単語1冊はかさばり過ぎかなと思います。
私は現在はノートタイプにしています。
ノートだと1ページに入る単語数が圧倒的に多いので。
単語帳の役割とは以下のことだと思ってます。
- 覚えてない単語をピックアップし自覚する
- 単語を集中的に学習する
なので、フラッシュカードでもノートでも自分が使いやすければOKかなと。
実際に自作単語帳を作成
エクセルで作成した単語帳イメージ
左のチェックボックスは印刷後に使うボックスです。
覚えない単語にマークをつけたり、間違った回数を画線法で記入していったり。
英単語を記入し、右に印刷後に赤シートで隠すことができるよう意味を赤文字で記入。
一番右の列には苦手な単語に☆マークしておきます。
エクセルのフィルタ機能を使うと、マークがついた単語だけをピックアップできます。
ここは印刷せず、あくまでもエクセル側での管理に使います。
単語帳のサイズ
自作単語帳としてはA6がベストだと思います。A6はハガキサイズくらい。
小さいバッグにも入りますし、1ページに単語が30個くらい入る。
たった10ページで300語が入ります。
B6にすると発音記号や、備考欄をつけられます。
備考欄には類義語や対義語、イディオムが記入できます。
ただ、何度やっても覚えない単語用の単語帳なので発音記号は必要ないかなと思います。4~5回転後だと発音は覚えているので。
で、どんなA6ノートを使うかですが、リヒトラブのツイストノートです。
30シート収納のスリムなリングでとりあえずは十分。
エクセルで作って、A6用紙に印刷して、穴を開けてノートに収納。
入れ替えも簡単ですし、いらなくなったらすぐ取り除けます。
単語帳完成
実際に作った単語帳ノートです。
ノートはリヒトラブツイストリングノートA6、30シート用リング。
それにエクセルで作った単語をコピー用紙に印刷し、収納しています。
暗記用に赤シートを使いたいので、表紙の裏にコーナーポケットを貼って収納。
単語の意味は赤字で印刷しているので、赤シートで隠すことができます。
約400単語を収納してこの薄さ。
現在準1級のパス単で覚えにくいのが約400語。
1級のパス単をやれば倍増するでしょう。でもまだまだノートには収納可。
手書き用シートも付けておく
勉強中に単語をすぐ単語帳に追加したい。と思う時があると思います。
わざわざエクセルを起動して入力するのは面倒ですよね。
先ほど作った単語帳に何も記入していない表だけのシートを数枚追加しておきます。
覚えたい単語があればそのシートに単語と意味、難しい発音は発音記号も記入しておきます。
後からエクセルに追加してもよし、そのまま手書き単語帳として使うもよし。
私はパス単でよく見るカテゴリごとにシートを記入します。
たとえば・・
- 裁判
- 犯罪
- 医療
などなど。カテゴリごとの方が覚えやすい気がします。
自作単語帳まとめ
エクセルで作り、リヒトラブツイストノートに入れた単語ノートの良いところ。
エクセルの良い点
- 単語をアルファベット順などに並び替えられる
- 苦手な単語を抽出できる
- 何度でも印刷しなおせる
- 校正機能で単語のスペルミスを修正できる
リヒトラブツイストノートの良い点
- 好きな大きさで作れる(A6/B6/B5など)
- シートの入替、追加、削除ができる
- 折り返せる
- 見開きの状態でキープできる
自作単語帳の良い点
- 苦手な単語だけ何度も学習できる
- 携帯しやすいサイズ・厚さに調節できる
- 単語の追加、削除が簡単
リングノートなので、折り返せますし見開きでキープできます。
普通の単語本だと見開きでキープするには重しを乗せたりクリップで止めたり。
見開きでキープできると、どこでも開いて閲覧できます。
私は自宅のトレッドミルでウォーキングやジョギングしていますが、単語帳を見ながら運動することが可能。ストレッチや筋トレでも同様です。