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単語本をマスターする(各回の学習内容)

単語の覚え方_声に出して読む

語彙力アップには同じ単語を何度も学習することが重要です。
人間の脳は一度だけの学習では内容が定着しません。
この記事では私が語彙数を1万まで増やした経験を元に各回での学習方法を説明します。

- 目次 -

1回転目の学習方法

単語の覚え方と回転数

1回転目の学習で重要なのは負荷をかけすぎないこと。
自分にとって負荷があまりに高いと、学習が苦痛で挫折しがちです。
なので、軽く流す程度にとどめておきましょう。

単語と例文を音声を聞きながら発音

単語の覚え方_声に出して読む

普通の単語本には音声がついていますので、それを聞きながら発音します。
重要なのは単語のつづりと音声と意味を一致させるように学習することです。

音声を聞きながら例文の意味も取ります。
音声を聞きながらなので、返り読みや和訳を防いで英語のまま意味を把握する練習に。

例文をイメージ

単語の覚え方_例文をイメージする

例文を軽くイメージして覚えます。
この単語はこういうシチュエーションで使うんだなとインプットします。

私は時間をかけたくないので、すごくモヤッとしたイメージにしています。
良い意味か悪い意味かレベルの雑なイメージで留めることも。
2回転目以降にもっと具体的なイメージをしていきます。

2回転目の学習が格段に楽になるちょっとした復習

寝る前に単語の復習

  1. 寝る前に5分~10分復習する
  2. 翌日も5分~10分復習する

初めて学習した単語は覚えてもすぐに忘れてしまいます。
このまま2回転目に行くと、よほど印象に残った単語以外は忘れ去っている可能性が高い!
そのため、やりっぱなしにしないことが重要

寝る前に5分だけでもその日に学習した単語を軽く復習します。
50個程度であれば、軽く意味を取りながら単語と例文を音読するだけで十分。
更に翌日の勉強時やスキマ時間に前日やった単語を5分~10分軽く復習します。

この作業があるかないかで2回目の苦痛度が変わってきます。
2回目の学習にで単語の9割以上覚えていなければ、かなりの苦痛です。
1度やったのに覚えていない!とか落ち込むこともあるでしょう。
人間は1度やっただけでは覚えません。
でもちょっと復習するだけで定着度が変わってきます。

寝つきが良くなる上に単語の定着率が2倍以上になる方法

電気を消してお布団に横たわった後、みなさんは何を考えますか?

寝つきが悪い時は「羊を数える」という方もいるかもしれませんね。
私は昔は三国志の武将を300人思い出していました。
寝つきが悪い日でも、だいたい200人前後で眠りに落ちていきます。

英語の勉強をし始めてからは、その日覚えた英単語を思い出すようにしています。
私は1日50個覚えるようにしているので、何個思い出せるか試しています。
寝る直前に単語帳を軽く復習していますが、1回転目だと20個未満のことが多いです。
思い出しているうちに寝てしまいますし、10個くらいで力尽きることもしばしば。

この思い出す復習は脳に負荷がかかりますが。
しかし、私の場合定着率が2倍以上(体感)にアップしたので侮れません。

寝る前だけでなく、スキマ時間などに思い出すのも効果ありです。

ながら学習を取り入れる

ながら学習

更に「ながら学習」を取り入れましょう。
その日学習した単語を運動しながら、料理しながら、お風呂に入りながら(防水スピーカーなどで)、通学通勤しながら・・・などなど。
単語帳本を開けなくても音声を聞いて、意味を軽く取るだけでOK。

私が使っている防水スピーカは以下。
お風呂に持ち込めますし、Bluetoothでスマホと接続できスマホの音声を再生できます。
しかもとても安い!私は2台持ってます。

ただし完全な聞き流しはあまり効果がないと思います。
聞き流し勉強法なども聞きますが、意識して音や意味を取らないと難しいと私は思います。

シャドウイング、余力があればリピーティングが一番効きます。

2回転目の学習方法

2回転目は上述の2つに加えて更に別の学習方法を取り入れます。

学習単語と関連する単語も覚える

単語の覚え方_関連する語も覚える

例文中にある関連語も一緒に覚えていきましょう。

関連語も一緒に覚える

覚えたい単語が動詞であれば目的語、形容詞であれば修飾している名詞名詞であれば動詞や形容詞、副詞であれば修飾している動詞や形容詞と一緒に覚えます。
単語を単品で覚えてもどういった場合にその単語を使うのかが理解しにくいです。
一緒に使われている単語も覚えると、イメージもしやすいし、覚えた単語を使いたい場合に例文と同じような使い方をすればよいのでライティングやスピーキングにも有効です。

「strenuous」という形容詞であれば、修飾している「efforts」や「exercise」という名詞と合わせて覚えます。例文通りに覚えましょう。
その際にイメージもします。「strenuous effort」であれば奮闘するイメージ、「strenuous exercise」であれば腕立て伏せのようなキツイ運動など。

3回転目の学習方法

3回転目では復習や「ながら学習」を取り入れていれば、5~6割の単語の意味がある程度取れるようになっていると思います。
1回目よりも学習負荷が低くなっているはずなので、ここでアウトプットを取り入れます。

単語を使って短文作成

単語の覚え方_例文を作成する

単語を使って簡単な文章を作成します。文法も気にしません。aとかtheとかの冠詞も適当。
とにかく覚えた単語をアウトプットしてみるのです。

私は文章が作りにくい単語はすっ飛ばしています。
文章が作りやすい単語だけでもアウトプットしていけばライティングやスピーキングの基礎力アップにつながると思います。

3回転目あたりから覚えてない単語には画線法でマークしていきます。
後々どうしても覚えられない単語を抜粋した単語帳を作る場合に役立ちます。
画線法

4回転目の学習方法

4回転目となると、7割以上の単語を覚えているのではないでしょうか。
まだ5割未満くらいかなと思う方は復習を強化していきましょう。

グーグルの画像検索

単語の覚え方_Googleのイメージ検索を使う

4回転目で覚えていない単語は自分にとって覚えにくい可能性があります。
Googleのサイトでその単語を入力して画像検索してみましょう。
その単語のもつイメージの画像が出てくることが多いです。

画像の力はかなり強いです。私は「topple(倒れる、ぐらつく)」という単語が覚えられなかったのですが、Googleの画像検索ではオモチャが出て来ました。
それはバランスを取りながら遊ぶゲームで、toppleのイメージはぐらぐらするイメージなんだなと覚えることができました。
印象強くインプットすると、長く記憶に残ります。

取り入れたい学習法

時間がかかりそうなので取り入れていないのですが、通訳の方が進めていたグループ分けして覚える方法も気になります。
類義語をまとめて、その類義語に対して反義語を更にまとめて覚える。
すると数珠つなぎに効率よく覚えらるそうです。
でもちょっと面倒・・・

グルーピングで単語を覚える

カテゴリ毎に覚えたりはしています。
裁判、医療、犯罪、宇宙などなど。これは割と記憶に残りやすかったです。

裁判であれば、弁護士、被告人、検察、告訴、陪審員、証言者などなど。