TOEIC900って超難関試験と同じくらいって本当?平均点は?
ちまたで「TOEIC」と呼ばれているものは一体どんな試験でしょうか?
そしてTOEICのスコア900を超える人の割合は何パーセントくらいでしょうか?
実はTOEIC900は難関国家資格に匹敵する?
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TOEICテストとは
いわゆる「TOEIC」と呼ばれているテストはIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が実施する「TOEIC® Listening & Reading Test」のことです。
他にも「TOEIC® Speaking & Writing Tests」や「TOEIC® Speaking Test」、「TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests」などがあります。
「TOEIC® Listening & Reading Test」(略してTOEIC L&R)は試験名称からもわかるように、試験内容はリスニングとリーディングのみです。
この記事のデータはIIBCのデータを拝借しています。
公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧 | IIBC
TOEIC受験者数
TOEIC L&Rと他のTOEICテストの受験者数を比較してみました。
2018年6月の受験者数ですが、圧倒的にTOEIC L&Rの受験者数が多いのがわかります。
2017年7月~2018年6月の受験者数ですが、少なくて6万台多くて13万人の受験者です。
TOEIC L&Rの平均点
TOEIC L&Rの最高スコアは990です。
2017年7月~2018年6月のデータを見ると平均点はだいたい500後半で推移しています。
2020年以降は平均点が600を超えていることの方が多いです!
リスニング・リーディングどちらの平均点が高い?
リスニングとリーディングの各平均点ですが、リスニングの方が高いです。
日本人は「リスニングが苦手」と思っている方も多いのですが、上記のような結果に。
リスニングの方が簡単というより、リーディングが手ごわいと私は感じております。
50点以上リスニングの方が平均点が高い時もありますね。
日本人の教育を受けた人だとほぼリスニングの方が高く出るね
TOEIC900点の人って何割くらい?難関資格と比べてみた
TOEIC900点はなかなか難易度が高そうに見えますが、実際どのくらいいるのでしょう?
公式の発表では895以上という分類ですが、2019年3月(第238回)のデータで、895以上は5,065人。全受験者数が142,105なので3.6%です。
3.6%はなかなか厳しい割合ですね。
695以上の人は全体の28%です。
資格試験で合格率が10%未満のものは難易度が高いですよね。
例えば難関国家資格である行政書士が10%前後。社労士が6%くらい。
司法書士は4%前後なので、TOEIC900は司法書士の合格率と同じくらいです。
一概に同じとは言えませんが、TOEIC900は十分難関資格に匹敵するといえるでしょう。
TOEIC895以上は十分難易度が高いと言えると思います
TOEIC攻略には敵を知る必要があるです。
更に記事を読んでTOEICを攻略しよう