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[STEP4] テキストの学習内容を元に勉強スケジュール作成

TOEIC目標スコアの勉強時間

テキストの入手が完了したら、次のステップに行きましょう。

- 目次 -

STEP4 テキストを元に勉強スケジュールを作成

ゴールが決まっていないとそれに向かうスケジュールも立てられません。
まずはゴールとなる目標スコアを設定しましょう。

目標スコアは履歴書等に書くのであれば、まずは600くらいが無難かなと思います。

目標スコアに達するための勉強時間を把握

現在のおおよそのスコアから目標スコアに達するために必要な勉強時間がわかります。
あくまで、目安の勉強時間ですが、以下の表を参考にして算出してみましょう。

TOEIC目標スコアの勉強時間

三枝氏の広範囲における研究によると上図のような勉強時間が必要だそうです。

出典: TOEIC インフォメーション

現在450の人が750に達するためには約700時間の勉強が必要!?
700時間とは毎日3時間勉強したとしても約233日かかる計算になります。

私が400から760に達するまでに勉強した時間

私は実際公式問題集で約400の実力から350~400時間程度の勉強で760を取得しました。
上の表の約半分の勉強時間で達成したことになります。

私のTOEIC初受験時のスペックは以下のようなもの。

  1. 公式模試:400弱レベル
  2. 英語能力:ウン十年前に受けたセンター試験が5割

英語は苦手で大学受験時に受けたセンター試験では5割程度の得点でした。
関係代名詞の主格と目的格の違いも理解していませんでした。
大学でも英語を取らず独語のみ。英語ブランクは長いです。
唯一英語と関わったのはFacebookで知り合った外国人とカタコト英語で会話したくらい。

TOEIC勉強開始時の英語能力はI have a pen.を Have I a pen ?の疑問文にするレベル。

所要時間は人によって違う

TOEICで高スコアを取るためにはかなりの勉強時間が必要だと思います。
しかし同じ400時間の勉強でも1日30分を2年以上かけて勉強した人と、1日3時間を4ヶ月かけた人ではスコアの伸びが違います。後者の方が確実に伸びます。

TOEICの勉強時間によるスコアの伸び

元々の英語力や英語の勉強のブランクにによっても必要勉強時間は変わってきます。
上述のように私は元々英語が苦手でセンター試験も5割程度しか取れませんでした。
ブランクは大学入試に勉強した以来。10年じゃきかないブランクがありました。
大学入試時にしっかり勉強し、長いブランクのない方はスコアが最初から高いと思います。

勉強方法によっても差異が生まれます。TOEIC向けの教材を使って勉強した方と、洋画を見て、のんびり勉強した方では結果は変わってくるでしょう。

TOEICのスコアと要素

TOEICのスコアを効率的に伸ばすためには1日2時間~3時間の勉強時間は確保しましょう。

まずは受験日を決める

TOEICはありがたいことに年に10回も試験を実施しています。

試験日はすべて日曜日
自分が受けられる試験日はあるかチェックしましょう。

【公式】テスト日程・申込|TOEIC Listening & Reading Test|IIBC

例えば今が1月だとします。
目標スコアが650で現在のスコアが450の場合、必要勉強時間は上図では450時間です。
1日3時間勉強(+休日は多め)できるとしたら、1ヶ月で90時間~100時間。
450時間までは5ヶ月程⇒5ヶ月後あたりに試験日を設定しましょう。

1日3時間×30日(1ヶ月)=90時間/1ヶ月
450時間(目標スコアまでの勉強時間)÷90時間(1ヶ月の勉強時間)=5ヶ月

幸い頻繁に試験が実施されていますので、まず3ヶ月ほど勉強して模擬試験として公式問題集を解いてみて、スコアの伸び具合を見て受験日を決めてもいいかもしれません。
試験の申し込みはだいたい試験日の約1ヶ月半前くらいまで可能です。

TOEICの試験日を設定

毎日の勉強内容を考える

日々の勉強時間、そして試験日の設定が済んだら今度はテキストをどれだけ勉強するか決めます。方法は以下の2つのどちらかをおススメします。

  1. ざっくり1週間単位で管理
  2. 毎日決めて、予備日で調節

毎日きっちりと勉強する箇所を決めたくないタイプはざっくり管理が向いています。
しかし、この方法は勉強を後まわしにしてしまい、後半キツくなったりします。

毎日きっちりタイプは1日に何ページから何ページとか、何章とか毎日こなす量を決めましょう。決めた範囲を勉強し終わったらマークしたり、チェックしたりしてプチご褒美気分を味わえます。

エクセルなどでスケジュールを作成

勉強スケジュールをテキストごとに作成していきましょう。
テキストを増やすと管理が大変なので、単語、文法、公式の3種の神器がおススメです。

下図は毎日の勉強スケジュールのエクセルでの作成例です。
TOIECの勉強スケジュールをエクセルで作成

エクセルでの管理がおススメです。
自分で表を作るのは大変ですし、1日1ページを使うようなスタディプランナーなどは記入が大変。週や月で俯瞰できるものが良いでしょう。

ガントチャートのように行方向に日付が入るタイプだと横に長くなってしまいます。
TOEICの勉強期間は長期に渡るので長くなってもいい列方向に日付を入れます。
この方が印刷をする場合にも向いています。

その日の予定(スケジュール)を記入しましょう。
飲み会や食事、バイトなどの予定がある日は勉強時間の確保が難しいので、スケジュールを入れてから勉強内容を決めます。

どんなテキストを使うかも画像を挿入しておくとわかりやすいですね。

TOEIC学習のスケジュール作成のポイント

勉強のカテゴリは私は以下のように分けています。

  1. 単語
  2. 文法
  3. L(リスニング)
  4. R(リーディング)

カテゴリごとの目標設定は以下のように設定してみます。

  1. 単語:試験までに最低2回転
  2. 文法:試験までに最低2回転
  3. 公式:1ヶ月で1回転を目指す⇒最低3回転はする

単語帳は4~5回転を目標に学習。試験の受験日が近い方は2回転を目標に。
文法書も4~5回転を目標に学習。試験の受験日が近い方は2回転を目標に

公式問題集は模試1つにつき、1ヶ月で1回転を目指します。
1ヶ月は長く感じると思いますが、公式問題集をやり込まないとスコアが伸びません。

次はSTEP5に進みましょう。

[STEP5] TOEICの勉強開始&勉強を記録しモチベ維持
勉強の記録は特におススメの勉強継続メソッドの1つです。 どんな資格勉強も3ヶ月で挫折する飽きっぽい私が、勉強の記録をを取り入れてか