[Part7対策]超初心者向け-Part7の基本構成と解き方
Part7は英文も設問も多くて、初心者には厳しいパートです。
やみくもに解くのではなく、Part7の基本構成と基本的な解き方を理解しながら解くことによって、効率よく正答を導き出していきましょう。
- 目次 -
Part7の基本構成-パッセージとは
TOEICのPart7は全部で55問の設問があり、パッセージには以下の3種類があります。
- シングルパッセージ:本文が1つ
- ダブルパッセージ:本文が2つ
- トリプルパッセージ:本文が3つ
シングルパッセージは29問。
マルチプルパッセージ(ダブル+トリプル)は25問あります。
Part7だけでリーディングの半分以上あるやんけ
ちょっと胸やけする量だよね
パッセージの種類と基本構成
パッセージには様々な種類があります。
Web page、e-mail、memo、article、form、notice、instructionsなどなど。
パッセージの基本構成は以下。
行(line)があって、行のまとまりで段落(paragraph)を構成しています。
単語の最も似た意味を問う問題では「in paragraph 2, line 2」のように指示があります。
本文のどこにその単語があるか見つけられるようにしておきましょう。
パッセージと設問の関係
基本的に設問の順番はパッセージの順番とだいたい一致しています。
たとえば、一番最初の設問で問われている内容が、一番最後のパッセージの最終段落に出現することはほぼありません。
設問にはパッセージ全体を読まなくては解けない問題と、パッセージの該当部分を読むめば解ける問題があります。
以下のように設問に「web page」や「e-mail」と、どのパッセージについての問題なのか明記してある問題もありますので、該当パッセージに目を通しましょう。
ざっくりと設問とパッセージを一致させます
e-mailのパッセージの構成
e-mailのパッセージは頻出です。
誰が誰にどんな用件でメールを出しているのかはおさえる必要があります。
そのため、差出人、受取人、送信日時、件名などにも目をとおしましょう。
メール本文の構成も大事です。
まず最初に受取人の名前を書きます。
そして本文があって、最後に差出人の名前を書きます。
Part7の基本的な解き方
私が現在最も解きやすいと思っている方法を説明していきます。
問題を解き始める前に、パッセージの上にある「Questions 問題番号-問題番号refer to the following 〇〇」に軽く目を通しておきましょう。
そこでパッセージの種類が〇〇の箇所に書いてありますので、ざっくり把握します。
たとえばe-mailやarticle、online chat discussionなど。
- 選択肢をざーっと見る
- 単語の類義語問題⇒その単語が本文のどこにあるかを把握
- テキストメッセージの発言意味問題⇒そのテキストが本文のどこにあるかを把握
- 文挿入問題⇒挿入する文を読んで意味を把握しておく
- 設問と本文の位置を大まかに一致させておく(e-mailなど)
- 設問1を読む
- 本文1の1段落を読む
- 本文の読んだ内容に設問の内容がなければ更に本文を読む
- 設問1の該当箇所を見つけたら、選択肢を読み解答する
設問のうち、「類義語問題」と「発言意味問題」と、「文挿入問題」は先にチェックしておき、それがパッセージのどこにあるのかを把握しておきます。
注意点は選択肢のAを読んで本文にAの内容があるか確認しに戻らないこと。
選択肢の内容が本文にないことも多いので、探す手間がもったいありません。
とりあえずAからDまですべて読んで、わからなかった場合は本文に戻って確認します。
必ず解答するべき問題と捨てる問題
設問の難易度は最初が易しく、後半が難しいといったことはありません。
ランダムに優しい問題と難しい問題が入り乱れているように感じます。
たとえばシングルパッセージの一番最初だから簡単であるということはなく、むしろ一番初めの問題で受験生の心を挫きにくることもあります。
最初の問題なんだから解かなきゃ!
と焦って時間を奪われるんですよね
同じパッセージに対する設問でも難易度があります。
時間がない場合は、易しい問題を優先して解きましょう。
suggest、imply問題は解くのに時間がかかることも多いので、時間と進行状況を確認しながら飛ばしてしまうのも作戦かなと思います。
TOEIC Part7 超初心者向け対策のまとめ
重要なのはどんな状況で誰が何をどうしているかを把握して読むことだと思います。
何かクライアントに指示された話を同僚たちがチャットでしているんだなとか。
WeBの求職情報に対してE-mailで応募しているんだなとか。
そのためにはまず、本文がどんなものであるかを把握しましょう。
本文上の「Questions 問題番号-問題番号refer to the following 〇〇」をチェック。
私の解き方ですが、本文を読み、1段落を読み終えたら設問をチェック。
また本文を読んで設問をチェックと進めていきます。
そしてこれは解くのに時間がかかりそうだなと思ったら塗りつぶして飛ばしてしまう。
簡単に解ける問題をしっかり解くことも重要です。
公式問題集を何度も解いて、自分が最も解きやすい
解答方法を見つけていきましょう。
解き方に完全な正解はないよね。自分に合った解き方が一番