英検準1級2次(面接)体験談~日本語でスンマソン~
ひとことで言うと、爆死。
正直ほとんど対策勉強しないで臨んだ。
1次試験が通るとは思っていなかったので、全然準備しておらず。
1次試験の体験談はこちらから。
目次-Contents-
「May I come in?」でパニック
受験生は5人単位で教室の前で待たされる。
隣の教室は準2級。かわいらしい中学生達がならんどる。
みんな大きな声で「May I come in?!」と言って入っていく。
私は全く実践練習しないで試験に行った。
ほんとはドアをノックするところから練習すべきだったかもしれない。
夫も手伝うと言ってくれてた。でもなんか面倒だった。いつものことである。
それになんか小芝居するの恥ずかしい。
だから、試験直前に教室の前で今更悩むのである。
「May I come in?!」は言うべき?
準1級の受験生は言わないで入って行く。
私も「May I come in?!」は言わないことにした。
しかし、私の前のオジサンが「May I come in?」派だった。
というわけで、突然あせる「えええええ??」
私の「May I come in?!」が子供たちに聞かれるのイヤ。
超恥ずかしいんですけど・・・!
と、「May I come in?!」ごときで悶絶するアリサマ。
結論としては、あんな小さい子供たちが「May I come in?!」してるのに、私にできないはずはないのである。ということで急遽言う派に変更。
子供たちは塾とか親とか学校とかで練習してるんだろうな。
クッソえらいわ。マジで尊敬する。
英検準1級面接体験談 練習しないで行くとこうなる
「May I come in?!」を言って教室に。
同じくらいの年齢の女性の試験官。やさしい感じの方。
まずは自己紹介から。
猫を飼ってるといったら「猫の方が犬より好き?」と言われて、朗らかな雰囲気に。
試験内容はすべて英語で言う。
- 自由会話:自己紹介とか
- ナレーション
- 質問1~4に答える
ナレーションで失敗
自己紹介はつつがなく終わり雰囲気も良好。
しかしナレーションで頭が真っ白に。
質問1~4の方が私には難しく感じてたのでナレーションの勉強は手を抜いてた。
一番配点高いのに。
時間測って練習もしてないので、準備時間として与えられた1分が無駄に長い。
しかし、緊張で頭が真っ白なので頭の中がまとまらない。ワケワカメ。
2分のナレーションが全然時間余って終わった。
やべーと思いつつ「That’s all」で強制終了。
質問1と2と3は覚えてない。でもそこまでやばくもない。
どれかの質問で聞き直したのが1度。
ただ質問4がやばかった。
たぶん「日本の企業はまだグローバル社会で競争力を維持できてる?」的な内容。
先生の発音すっごいきれいだったし、competitiveって聞こえた。
まあとりあえず私は念のためにもう一度質問を聞き直してみる。
で突然パニクる。
「There have been・・・・」で始めたのはいいが、続かない。大パニック。
とりあえず医療とか何かの分野ではまだ頑張ってる的なこと言いたかった。
しかし、「There have been・・・・・何がThere have been?うーん。」
沈黙してみた。沈黙は絶対ダメなのである。沈黙したら落ちる可能性がアップするのである。
更に挙動不審になり、「う~ん、う~ん」「むむむ・・・」「スンマソン」みたいな日本語を発する始末。「I’m sorry I confused」とか言い出してもうてんやわんや。あほがー。I’m confused だろうが。お前はスンマソンとかずっと言ってろ。
先生が何かすっごい勢いで消しゴムで何かを消してる。
ぎゃぁぁぁぁあ!評価下げたよね!今むっちゃ評価下げましたよね?
そして何とか質問を終えて、退出。
先生はもう目も合わせてくれない。
多分心の中で「もっと練習してから来いよ!」と思っているんだろう。
ほんとその通り。
私のこの本試験会場での慌てふためくみっともない姿は・・・
「自分のした勉強にふさわしい最低のパフォーマンス」といった感じ。
時間を測って実践練習することもなく。
試験直前に「May I come in?!」ごときで大慌て。
そして一番ダメな沈黙。そして謎の日本語「スンマソン」
一次試験後ろくに二次対策しなかった。
合格がわかって慌てて対策するも発語練習しなかった。原稿作るのに必死。
モンハンに170時間くらい費やすからこういうパフォーマンスになる。
緊張しまくる私が実戦練習しないで本番でいいパフォーマンスできるわけないじゃん。
頭の中で作れる英語の半分も本番じゃ出せないんだから。
それなのに、ちゃんとやらないからこうなる。
痛い目見たわ。ほんとね、痛かったよ。いろんな意味で。
英検準1級2次試験合格発表
どうせダメなのはわかってる。
1次はライティングという未知の採点があったからまだ可能性もあった。
しかし2次は確実に落ちた自信がある。
この自信には根拠がある。だって、あの挙動不審具合。
ただ沈黙するだけじゃなく・・・「う~ん、う~ん」と奇声を発し、
顔に手を当てて「わたちこんらんしてまちゅ。」アピール。
私が試験官だったら、こんな得体の知れない人間は決して通さない。
とりあえず結果見てみた。
いつもの手をPC画面に当て、指の隙間から恐る恐る見る方法。
どうぜ見るんだから、ちゃちゃっと見ろやと自分でも思う。
合格と出ていた。
「はぁぁぁぁ??!!一次が合格してるのはわかってんだyo!二次の結果見せろBOKE!」
と思って結果を探す。
その「合格」は二次試験の合格であることに気づく。
あのパフォーマンスで、よく受かったな(;´д`)
多分記憶のない質問1~3で稼いだのかもしれん。
英検準1級受験結果
二次試験(面接)結果
- ナレーション:11/15
- Q&A:12/20
- アティチュード:3/3
やはり、「スンマソン」が飛び出たQ&Aは低いですね。そりゃそうだ。
総合結果
- T:2409/3000
- R:618/750
- L:568/750
- W:683/750
- S:540/750
結論。やはり「うちうかいはつのしんぽ」様が一番稼いでおる。
そして「スンマソン」が足を引っ張っておる。
※私が受験したのは2017年度第3回です。
英検準1級合格までに使った参考書
英検準1級語彙対策
語彙はパス単使いました。だいたい4回転くらいしたかな。
英検準1級過去問
過去問はCDも別に買いました。今は音声がDLできるようですね。
英検準1級英作文(ライティング)対策
おかげさまで、「うちうかいはつのしんぽ」を産み出せました。
英検準1級二次試験(面接)対策
1次試験合格後に慌てて購入し、17日間の勉強で合格。