どうしても覚えられない単語を覚える自作単語帳
何度覚えても覚えられない単語ってありますよね。
何度単語帳で勉強しても、音で聞いても、手で書いても、本で読んでも忘れていく・・・
そのような単語をどう覚えるか考えていきます。
目次-Contents-
最初は普通の単語本を
TOEICにしても英検にしても、やはり出る順にまとまっている単語本があると便利です。
TOEICなら金フレ。英検ならパス単。実に信頼のできる単語本が出ています。
単語本を買うなら以下のような特徴があるものがおススメ。
- 出る順に並んでいる
- ネイティブの音声がついている
- 単語の発音記号がついている
- 単語を用いた短文がついている
- 索引がついている
単語本を4~5回転回す
上述のような単語本を4~5回転学習します。
5回もやれば全部覚えられるような気もしますが、私はなかなか覚えきれません。
私は4回転くらいするのですが、それ以外にも学習しています。
たとえば料理中、移動中や入浴中に音声を流したりしています。
それでも!
いつまでも経っても覚えない単語たちがいる!
私の覚え方は以下のような感じ。
- 単語を見て、音声を聞いて発音。
- 短文も音声を聞きながら発音
- 短文をイメージ化
- 単語を使って頭の中で短文作成
- グーグルの画像検索
結構負荷が高いので、1回転目は1~2まで。
2回転目で1~3まで。3回転目で1~4までやることが多いです。
更にわからなければグーグルの画像検索で、画像イメージでインプットします。
4回転目ではまだ覚えてない単語をピックアップしていきます。
フラッシュカードタイプかノートタイプか
単語帳は学生時代はフラッシュカードタイプを使っていました。
表に英単語を書き、裏に単語の意味を書く。
だいたい1冊80~100枚くらいなので、1枚に1単語を書くと1冊80~100単語くらい。
100単語1冊はかさばり過ぎかなと思います。
私は現在はノートタイプにしています。
ノートだと1ページに入る単語数が圧倒的に多いので。
単語帳の役割とは以下のことだと思ってます。
- 覚えてない単語をピックアップし自覚する
- 単語をインプットしやすくする
なので、フラッシュカードでもノートでも自分が使いやすければOKかなと。
実際に自作単語帳を作成
4回転目となると、さすがに覚えてない単語もしぼれてきます。
だいたい10個に付き2~3個くらい。パス単準1級が1850語なので350~450個くらい。
ここまでしぼると、単語本で勉強するのは面倒。
単語本だと覚えている単語も目に入ってきます。
覚えてない単語を探してページをめくるのも面倒。
なので覚えてない単語をピックアップして、自作単語帳を作って行きます。
エクセルで作成
手書きでもいいのですが、やはりデジタル化しておくと便利。
ワードの表機能を使って作ってもいいですね。
校正機能がついていますのでスペルミスもすぐわかります。
特にエクセルで作っておくと、校正以外にもフィルタ機能や並べ替え機能もあるので便利。
たとえばアルファベット順に並び替えたり、覚えにくい単語を抽出したり。
私は混乱するので☆一つだけにしていますが、☆の数で覚えない単語をランク付けするのもアリですね。たとえば、☆☆☆で超覚えにくい、☆☆でとても覚えにくい、☆で覚えにくい。
左のチェックボックスは印刷後に使うボックスです。
覚えない単語にマークをつけたり、間違った回数を画線法で記入していったり。
英単語を記入し、右に印刷後に赤シートで隠すことができるよう意味を赤文字で記入。
一番右の列には苦手な単語にマークしておきます。
エクセルのフィルタ機能を使うと、マークがついた単語だけをピックアップできます。
ここは印刷せず、あくまでもエクセル側での管理に使います。
単語帳のサイズ
サイズには無駄にうるさい女です。
B5はデカすぎ、A5もデカすぎ、B6すらもデカく感じる。
単語が2000語とかあるならば、ある程度大きい方がたくさん入ります。
結論としてはA6がベストな気がしました。
A6はハガキサイズくらい。
小さいバッグにも入りますし、1ページに単語が30くらい入る。
たった10ページで300語が入ります。
ただB6にすると発音記号や、備考欄をつけられます。
備考欄には類義語や対義語、イディオムが記入できます。
ただ、初見ではなく何度やっても覚えない単語用の単語帳なので発音記号は必要ないかなと思います。4回転後だと発音は覚えているので。
で、どんなA6ノートを使うかですが、リヒトラブのツイストノートです。
30シート収納のスリムなリングでとりあえずは十分。
エクセルで作って、A6用紙に印刷して、穴を開けてノートに収納。
入れ替えも簡単ですし、いらなくなったらすぐ取り除けます。
単語帳完成
実際に作った単語帳ノートです。
ノートはリヒトラブツイストリングノートA6、30シート。
それにエクセルで作った単語をコピー用紙に印刷し、収納しています。
暗記用に赤シートを使いたいので、表紙の裏にコーナーポケットを貼って収納。
単語の意味は赤字で印刷しているので、赤シートで隠すことができます。
約400単語を収納してこの薄さ。
現在準1級のパス単で覚えにくいのが約400語。
1級のパス単をやれば倍増するでしょう。でもまだまだノートには収納可。
手書き用シートも付けておく
勉強中に単語を単語帳に追加したい。と思う時があると思います。
わざわざエクセルを起動して入力するのは面倒ですよね。
先ほど作った単語帳に何も記入していない表だけのシートを数枚追加しておきます。
A6のシートはこちらからダウンロードできます。
覚えたい単語があればそのシートに単語と意味、難しい発音は発音記号も記入しておきます。
後からエクセルに追加してもよし、そのまま手書き単語帳として使うもよし。
私はパス単でよく見るカテゴリごとにシートを記入します。
たとえば・・
- 裁判
- 犯罪
- 医療
などなど。カテゴリごとの方が覚えやすい気がします。
自作単語ノートの良いところまとめ
エクセルで作り、リヒトラブツイストノートに入れた単語ノートの良いところ。
エクセルの良い点
- 単語をアルファベット順などに並び替えられる
- 苦手な単語を抽出できる
- 何度でも印刷しなおせる
- 校正機能で単語のスペルミスを修正できる
リヒトラブツイストノートの良い点
- 好きな大きさで作れる(A6/B6/B5など)
- シートの入替、追加、削除ができる
- 折り返せる
- 見開きの状態でキープできる
自作単語帳の良い点
- 苦手な単語だけ何度も学習できる
- 携帯しやすいサイズ・厚さに調節できる
- 単語の追加、削除が簡単
リングノートなので、折り返せますし見開きでキープできます。
普通の単語本だと見開きでキープするには重しを乗せたりクリップで止めたり。
見開きでキープできると、どこでも開いて閲覧できます。
私は自宅のトレッドミルでウォーキングやジョギングしていますが、単語帳を見ながら運動することが可能。ストレッチや筋トレでも同様です。